志水堅二

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NO ART NO LIFE

1/21/2011

folding screen covered with gold leaf




 
六曲一双の紅白鳳凰図屏風です。

右隻が白鳳、左隻が朱鳳です。
鳳凰は本来つがいということになっており
鳳と凰にわかれているそうです。
この絵では白鳳が凰でメス、朱鳳が鳳でオスです。

右隻から左隻へ時間が流れており
ハスがそれを示しています。
蓮は枯れて種を落とし
また生まれます。
輪廻の象徴として描きました。

四季の京の街が描かれた洛中洛外図屏風は
鑑賞者が真ん中にすわり
両サイドに右隻、左隻をたて
観賞したそうな。
紅白鳳凰図屏風の場合は輪廻なので
右隻、左隻をぐるり輪にして
中に入って観賞していただくというのも
ひとつ観賞におけるコンセプトである。

素材は旧家の蔵から出てきた
古い金屏風。
コンセプトである「時間」がしっかりと
染み付いている支持体です。

拭いたり匂いをとったりばらしたりと
リペアは大変でした。
枠の木は傷んでいたのではずして
アクリルで制作。
モノグラム印刷は大変でしたが
きれいにできました。

インパクトもあったようで
とても好評でした。